12月月報

寒さも厳しくなるなか、少しずつ製作を進めています。

「庇を貸して、本屋を取られる」の進捗

操作の試作(実装担当)

実装担当としては、操作の試作をしていく月になりました。
操作といえば、ゲームの要になる要素です。これさえうまく作れれば神ゲー確定といっても過言ではありません。

このゲームにおいてプレイヤーの行動は本の陳列=仕事であることを念頭に置く必要がありました。

当初考えていたものはドラッグ&ドロップで真面目にリアルの動作を再現する方向性でした。これにはあまり納得できませんでした。リアルに本を右へ左へ動かしても、「仕事をやらされてるなー」と感じるからです。それでもシステムが成立はするし、ほかの案も浮かばなかったのでしばらくはその前提で進めていました。

ガラッと変えたのは今月頭、とあるタイトルのことを思い出したときです。
任天堂の作った落ち物パズルの、ドクターマリオじゃない方、「パネルでポン」です。

パネルでポン、通称パネポンは少しマイナーながら根強いファンの多い作品です。システム的な特徴といえばなんといってもあのスピード感です。常にせりあがってくるブロック。揃えたブロックが消える間も油断できない連鎖システム。テトリスの最後の方なんてもんじゃない、「う、うわぁぁぁー!」感がたまりません。今回はそのスピード感を参考にしました。

スピード感を演出している、最大の要因が操作です。ブロックが、2つのカーソル間を3フレームでサカサカ入れ替わるあの感じだけで動かしてみたくさせてくれます。

今回パズルゲームでこそありませんが、本を入れ替えまくり、正解まで持っていくシステムに使えるものだと思いました。もちろんそのままでは使えませんので、今作では本のサイズに合わせてカーソルがにょきにょきしたりさせます。

着眼点は我ながら良いと思いますが、これを「いい感じ」にするのに12月だけでは足りなかった感じですね……
何気にカーソルの横移動がとにかく難しいです。止めたいところで止められるけど、さっさと動いてほしいというわがままをなんとか形にしているところです。(パネポンでは絶妙な引っ掛かり方をしているので、地道な調整で同等のクオリティまで持っていきたいです。)

これは早く動かせるようにして、相方へ持っていきたいです。来月もこの続きをやりつつ、このサイトも何とか更新していきます。

シナリオ執筆の雑感(シナリオ担当)

とりあえず第一稿完成を目指して書いております。

ツールの話ですが、シナリオって何で書くのが正解なんですかね。 私はいまのところExcelで書き込んでるんですが、これは果たして最適解なのか・・・。 セリフとキャラクターを表の形で整理できるのは嬉しいんですが、頻繁に修正しようとすると中々大変です。 「このセリフとこのセリフの間にもう一言入れたい」「このセリフは削りたい」ってときに少し操作がめんどくさいなぁと。

かといって、Wordとかだと「これは誰のセリフか」みたいなのを見失いがちだし、後々のことを考えると若干効率が悪い。 あと、単純に筆の進みで言えばノートに鉛筆が最高なんですが、全文タイピングする必要があるので、結局効率はトントンといったところ。

半分くらいは慣れの問題な気はしますが、色々模索中といったところです。

おしらせ

丸一年放置してしまったこのサイトとXをなんとか稼働させます。月一ペースにはなってしまいますが、ここに来ていただけた方はぜひ今後ともよろしくお願いします。

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